去年の12月に入った途端、バイクのフロントブレーキが引きずりの症状を出し始めました。
11月までは問題なく走ってたのに。
寒くなったからかな?ゴムが硬くなったかな?なんて思いつつ、
ケアしなきゃと思いつつも騙し騙し乗ってました。近所しか行かんし。
でも流石に年を越す前には掃除をしようと、
久しぶりにブレーキキャリパをオーバーホールしました。
今回のブレーキ引きずりの原因は
今回のブレーキ引きずりの原因は錆でした。
ブレーキパッドの削りカスがピストンにまとわりついて錆び、
かつフルードの結晶と相まってピストンの動きを阻害していたものと思われます。
というか毎回そんなような気がしますけど。
うん、多分。
めっちゃ汚かったし。
とりあえず掃除。(シールとか買ってないけど汗)
ということでキャリパーの取り外し。
キャリパーを取り外す前にバンジョーボルトやなんかを軽く緩めておきます。
まずはパッドから・・・と思ったけどこれが外れない。
ピストンで押さえつけてしまっている状態だからすんなり取れてくれない。
完全に動かないならブリードバルブから圧を抜いて・・・と思ったけれど、そこまでせずともまぁなんとか取り外しに成功。
次にピストンを抜くため、
適当な木材を噛ませてピストンの飛び出し量を調整しつつ、レバーをにぎにぎ。
すぐにF型クランプでやった方が遥かにやりやすいことに気が付いて選手交代。
グラグラして手で抜けそうになってきたらそこで止め、
バンジョーボルトを緩めてキャリパーを取り外す。
キャリパーのシール周りが思った以上に汚い
そりゃピストンも戻りづらくなるか
その後パーツクリーナー等で綺麗にお掃除
多少茶色いのは残ってるけど・・・一応綺麗になりました
ピストンも綺麗に掃除したら
あとは元通り組み直していくだけ。
その後ブレーキフルードを新しいものに交換。
フルードを完全に抜いてないから交換も比較的楽ちん。
この辺りからはあまり写真を撮っていません。
日が暮れて暗くなってしまったのと、
ブレーキフルードが塗装を犯すらしいので正直言うと面倒臭くなりました。(すいません
結論としては引きずりの症状は無事、解消しました。
締め付けトルクなど、細かいことは以前記事にしたので興味があればそちらを参考にしてください。
リアブレーキキャリパーもついでにオーバーホール
引きずりの症状はないけど
前をやったら後ろもやっておきたいよね。
てことでリアも次の日にお掃除。
こっちはあまり汚れてなかったかな。
こちらもシール類はまだゴムゴムしてたので(硬化してない)、
同じく組み付けてフルードを新しくしたら完了です。
締め付けトルクなんかはこちらを参考に
まとめ
とりあえず引きずりは完全に解消されました。
横着しちゃダメですね。
清掃もたまにはしたい。
とは言えピストンをはずして清掃するにはフルードをこぼさにゃならんわけで・・・面倒くさいよね。
結局症状が出てからじゃないとオーバーホールまではしない。
フルードの交換なんかは定期的にするとしても。
まぁ仕方ないのかな。
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