今時はセルフカットって言うの?セルフグルーミング?
今年の夏にセルフカット用のバリカン、
パナソニック バリカン 充電・交流式 シルバー調 ER-GF80-S
を購入し、試しに自分で散髪してみました。
パナソニック、フィリップス、日立やテスコムなど各社色々出しているようですが、評判が良かったパナソニックを選択。
初めてでも全く問題なく、うまくカットできました。
それから4ヶ月。
そこそこ伸びてきたので再びチャレンジ。
せっかくなのでアタッチメントなども紹介してみます。
ただし使用中は髪の毛だらけ。
写真を撮るどころじゃなかったので掲載しているものはその後撮り直したものです。
まずはバリカンの充電
バリカンの種類、もちろんメーカーによっても違うのでしょうが今回購入したものは充電式(コードレス)、交流式(コード付き)どちらでも使用可能。
1回のフル充電(約8時間)で連続して40分ほど使えるようです。
実際には切っては停め、切っては停めで確認しながらカットしていくので1時間くらいは余裕で持ちます。
万が一バッテリーが切れてきてもこのER-GF80はコードに繋げて使えるので、電源さえ確保できればトラ刈りのまま充電待ち放置プレイ(笑)ということはありません。
購入するなら交流式(コード付き)で使えるものをおすすめします。
但しER-GF80は充電完了してもランプは赤く点灯し続けるのでご注意を。
(充電完了で消灯したりしません。)
自分はコードを繋げて使う事を前提にしているので、しばらく(15分ほど)充電したらそのまま使い始めちゃいます。
セルフカットは後ろが見えない
ここで言うセルフカットは家で誰かに切ってもらうカットではありません。
文字通り”自分で散髪する”、という意味でのセルフカットです。
当然後ろに目はありませんから襟足などは見えません。
片手にバリカン、もう片方で鏡を持てば合わせ鏡にして見れない事もありませんが・・・
実は片手で髪を押さえながらバリカンでカット、というテクニックが必須。なので残念ながらその手も使えません。
じゃぁどうするか。
考えた末、カメラを使ってみました。
デジカメのXactiがあるので、それを三脚に固定。自分の後ろに配置。
前に置いたパソコンに「PCカメラモード」としてUSB接続、モニタにその映像をフルスクリーンで出してやれば・・・
後頭部モニターの完成!(笑)
真正面に鏡、視線をちょっと横に向けると後頭部モニター。完璧です。
ノートPCなどがあれば洗面所のような場所にも持ち込めますし、ぜひチャレンジしてみてください。
ちょっとラグはあるかもしれませんが確認するだけならまず問題ありません。
ちなみに映像を出すのにはVLCを使いました。
キャプチャーデバイスを開く > VIDEO > 接続したWEBカメラ(Xacti)を選択
もちろんモニターに映像を出せればなんでも良いはずです。
さて準備は整った。
「今日はどうされますか?」ヘアスタイルのご注文
バリカンだから短く刈らなければならない、という事は無い。
そもそもこの商品には最大7cmまでのアタッチメントが付属している。
が、どうしても素人のセルフカットでは長さにバラツキが出来るだろう。
中途半端に短くして頭皮が見える長さにしてしまうと・・・トラ刈り具合が如実にわかってしまう。
いくら後頭部モニターがあるとは言っても万全ではない。ほんの少しのミスが致命的な状態を招くかもしれない。
さて、どうするか・・・。
結論としては短くし過ぎないこと。
4cm程度以上でカットすれば地肌も見えず、多少ばらつきがあっても目立ちません。
慣れてきたらもっと短くもできるでしょうし、最初はちょっと長めに切ることをおすすめします。
そして結局のところ全体的に短くできれば良い。
前回と同様、付属してくる「カットモードテクニックBOOK」を見ながらやってみることにしました。
使用前に刃へ注油
このバリカン(ER-GF80)は使用前にカッター部分に注油が必要です。
商品によってしたりしなかったりあるようなので、購入したものの説明書でよく確認を。
まずは全体的に6cmでカット
6cmのアタッチメントを取り付け、全体的に刈り込んで行く。
下から上へ、バリカンをゆっくりと動かしながらカット。
トップは切りにくいので頭の角度を変えて横にしながら、髪を手で押さえつつやるとやりやすい気がします。
サイドから下を5cmでカット
頭頂部を除いたサイドと後ろ側を、アタッチメントを5cmにセットして切る。
残したいトップのあたりを手で押さえ、切りすぎないようにしてカットしていく。
耳周りから後ろ側を4cmでカット
4cmのアタッチメントを取り付けて、同じように手を添えながらカットしていく。
耳周りは後で調整していくので、ここでは大まかに長さを出していくためのカット。
襟足と耳周り
襟足がすこし長いかなぁと思ったのでアタッチメントを3cmにして調整カット。耳の後ろあたりも同様に。
次に「耳周り&ナチュラルアタッチメント」をセットし、耳の形に添うように角度をつけて耳周りをカット。
前髪ともみあげ
前髪は最初の6cmカットでほぼ仕上がったが、引っ張ってみて長さや軽さなどを「スキ刈りアタッチメント」で調整。
そしてアタッチメントを外してもみあげのカット。
ここはあまりやり過ぎないこと。調整に次ぐ調整で取り返しがつかなくなる可能性あり。
これでだいたいのスタイルは出来上がった。
最後に細かい部分などを調整カット
毛先や全体のボリュームなどを「スキ刈りアタッチメント」や「ナチュラルアタッチメント(耳周り&ナチュラルアタッチメント)」などでカット。
たぶんこの頃には注油した機械油で髪の毛もぺったりしてるはず。ごわごわ感かな。
結局のところ完璧にはいかないので後々微調整箇所は出てきます。アウトラインで長い毛がぴよっと飛び出てきたり。
あまり神経質にならずカットしましょう。後からいくらでも調整できますので。
むしろやり過ぎて取り返しがつかなくなる方が大変です。
さらに短めの長さに対応したアタッチメントも付属していますので、
もっと短髪にしたり、より細かく調整カットするのにも使えます。
これで散髪完了!
お片づけ。バリカンの洗浄
最後に後片付けです。
このER-GF80は水洗いOK。
まずはアタッチメント各種と刃を取り外し、それぞれを洗浄します。
オイルで毛が付着しているので、石けんの泡でオイルを流しつつ、シャワーの水流で奇麗にしましょう。
刃は二つの部品に分解できます。
本体は説明書に寄れば
ウォータースルー洗浄の場合
ウォータースルーシャッターを開ける。(スライドで開きます。)
開口部に流水を差し入れ、十分にすすぐ(約20秒)
水を切り、乾燥させる
とありますが、オイルも付着しているのでそんな程度で毛クズはとれません。
付属のブラシを使いつつ、シャワーの勢いで洗い流しました。
その後水滴を拭き取り、刃を取り外したままで一晩くらい自然乾燥させます。
ここでしっかりと乾燥させれば、少々豪快に水にさらしても問題ないかと。
水洗いOKなんだし。(但し自己責任で)
念のため書いておきますが、
濡れている状態で電源を入れるのは絶対にやめましょう。
最後に感想など。まとめ
自分で散髪するのはちょっと難しそうだと思っていましたが、やってみると意外とうまくできます。
まだ2回目ですが、今後何回か経験していけばより上達していくと思いますし、何事も経験だということで言えば、やってみて損は無いです。
ちなみにこのバリカンは5,800円くらいで買いました。
床屋に2度行く金額でおつりが来ます。懐にもうれしい。
勿論セルフカットというだけじゃなく、ご家庭で子供(や旦那さん)の散髪をするにも、もってこいじゃないでしょうか。
追記@2020
購入から6年経ちましたが現在もまだ普通に使えています。
刃も油を差すなどケアをちゃんとしてあげれば長く使えます。(一度も交換していません)
バッテリーの持ちが不安材料でしたが通電しながら使えるのでまだまだ大丈夫そう。
というかバッテリー充電のみで動かすタイプはもっと寿命が短いかもしれませんね。
参考URL
メーカーのサイトにムービーがありました。
つたない文章ではわかりづらくともこれを見れば安心。
パナソニック
http://panasonic.jp/haircut/
コメント