今回は修正もかねて簡単にご紹介。
実は以前「岩屋古墳」という場所を訪れ、記事内でも紹介しているのですが、
正確に言うとそちらは「上福田岩屋古墳(上福田13号墳)」というものだったようです。
最近地図を見ていて気がつきました。
龍角寺岩屋古墳
龍角寺岩屋古墳(りゅうかくじいわやこふん)は、千葉県印旛郡栄町龍角寺にある方墳。114基ある龍角寺古墳群の105号古墳である。龍角寺古墳群・岩屋古墳として国の史跡に指定されている。
墳丘は3段築成で一辺78メートル、高さは13.2メートル、幅3メートルの周溝と周堤が巡っている。同時期の大方墳である春日向山古墳(用明天皇陵)、山田高塚古墳(推古天皇陵)をもしのぐ規模であり、この時期の方墳としては全国最大級の規模であり、古墳時代を通しても5世紀前半に造営されたと考えられる奈良県橿原市の舛山古墳に次ぐ、第二位の規模の方墳である。
(wikipedia 龍角寺岩屋古墳より一部引用)
情報によると周囲に巡らされている二重の周溝を含めれば日本最大の方墳とのこと。
いざ岩屋古墳へ
坂田ケ池総合公園という所がありまして、ふらっと走りに行っては休憩場所としてよく利用しています。
その裏手の方(北)へまわり、歩いて行きます。
ちなみにこっちは「千葉県立房総のむら」の敷地になるわけですが、
風土記の丘資料館・復元竪穴住居を除く風土記の丘エリアは無料で自由に見る事が出来ます。
詳しくはオフィシャルwebサイトからどうぞ。
さて、しばらく行くと車止めのある横道が。
竜角寺101号古墳
まずは手前の101号古墳から行ってみる事に。
「竜角寺101号古墳」の看板
なかなかに雰囲気のある道が続きます。
途中には、102、103号などの比較的小さな古墳が並んでいます。
その先に見えてきたのが101号古墳
こちらは円墳
夏の真っ只中なので、植物たちも元気に生えまくっております。
周りには複製された埴輪が並ぶ
なんか楽しそう
旧学習院初等科正堂
101号古墳を見に行く途中にありました。
国の重要文化財に指定されています。
重要文化財 旧学習院初等科正堂
学習院初等科の講堂として使用されていましたが、1937年(昭和12年)現在の成田市立遠山中学校の講堂として移されました。西洋建築のデザインを取り入れながら、日本の伝統的木造建築の技術で作られているのが特徴です。そして、明治時代の学校建築として、数少ない貴重なものです。
(現地看板より)
建物内部
岩屋古墳(国指定史跡)
講堂から元の道に出ますと、目の前に件の岩屋古墳が現れます。
現地看板
なんとここにも椀貸し伝説があるらしい。
酒々井のカンカンムロと同じですね。あれも同じ年代くらいの横穴墓でした。
どうやら古墳にいけば最悪お椀は貸してもらえるらしい。
ただし食べるものは自己負担で。(?)
近くまで行ってみる。
でっかいけど、写真ではうまく伝えられない。
石棺の開口部は確認しませんでした。失敗。
一応お墓なので、上には昇らないでくださいね。
まとめ
ということで、今回は龍角寺岩屋古墳を改めて紹介してみました。
なぜか自分の中では「上福田岩屋古墳」が岩屋古墳であり、
それにしても・・・日本一というほどの大きさか?、と思っていたのでなぞが解けました。
勝手な勘違いでした。
まぁ見返せばちゃんと当時の写真にも「上福田岩屋古墳」と書かれた標が立っているんですけどね。
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