呆れますな。
その一言。
ちょっと過激な言い方ではありますが、
サムライの国の血を引く人間なら自分の浅はかさ、甘さを認めて自刃しろと言いたい。
正直初めて一報を聞いた時には「またか」という心配と残念な気持ちがありましたが、
その後の報道などを見ていると、ほんと呆れてものが言えません。
ジャーナリストなどの職業で「どうしても現地の様子を伝えたい」ということからなら
心底心配の念があるところですが、
「なんとかなるでしょう」その一言、観光気分で「戦地」に入るなど
日本人の危険に関する考えの無さには同じ日本人として頭がいたくなりますね。。。
(報道されているものを信じるならば、ですが)
もちろん自分自身も平和ボケしている日本人の一人ですが、
昔、映像学科の学生時代にロスで行われた「SIGGRAPH」という米国コンピュータ学会主催によるコンピュータ・グラフィックス(CG)の学会・展示会の一つに行ったことがあります。
幼少の頃、アメリカなどに幾度と無く家族と共に旅行に行っていたので
正直アメリカに対して「犯罪大国」のようなイメージは持っていませんでした。
現地に着いてSIGGRAPHの会場にも足を運びましたが、ショッピングなどにも勿論出かけました。
サングラスを買いにある店に入った時、結果的には中国産のサングラスを騙されて買ってしまったりもしましたが、(「コレハアメリカのサングラス、イイモノ、トッテモニアウヨ(English)」気を良くして2万円くらいでかってあとでみたら裏にしっかりと「made in china」と・・・(--;))
で、MOMAのあたりでしょうかご飯なんかを食べホテルに帰ろうとした時
タクシーがつかまりません。というか向こうはタクシーを道では拾えません、タクシー乗り場を探さねばなりません。ところが見つからない。
初日に日本で通訳をしていたというおじさんに出会い、バスのウイークパスを買っていたのでバス停をさがすことに。かろうじて見つけたところはだいぶ中心から離れた路地の裏手、目の前にはヒスパニック系の店があり、面白そうにこちらを見て小石を蹴ってきてたりしてました。
さすがに危険を感じ人通りのある方に歩いていくと白人のおじさんを見つけたので話し掛けると、やはりシーグラフをみにきていた人でした。
事情を話すと「自分のホテルがちょっと先にある。そこでタクシーを呼んで貰えるからいくか?」と言ってもらえたので一緒に歩き出しました。
その途中映画でしか見たこと無いようなフェンスで囲まれている駐車場の中から黒人がなにやら叫んでました。自分たちに。あまりの怖さに無視してましたが、、、(^^;)
でも一番恐怖というか危険を実感したのはその前のことでした。
ある人通りの少ない道を歩いていた時、
向こうから黒人の若いお兄さんが角を曲がって現れました。正直ちょっと「やばいかな」と思いましたが、
なんとその黒人のお兄さんの方が私を避け、道の反対側に目を伏せ渡ったのでした。
「・・・てことは?」
ぶっちゃけ本気で怖くなりましたね。それだけ危険なところでもあったんでしょう。ツアリストを避けてアメリカ人がそういう行動をとるくらいですから。。。
平和なことはある意味幸せな事ですが、それは平和な土地でのこと。
彼ももう少し頭がよければこんなことにはならなかったでしょうねぇ。。。イタイねぇ。。。
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