緊張の卒検
先日第二段階のみきわめをもらって、本日卒検を受けに行ってきました。
卒検は木曜と日曜、今日失敗すればまた伸びる。
何とか一発で行きたいところですが。。。
11時45分受付開始なので、その30分ぐらい前に教習所へ。
ロビーで待つこと数十分、
「本日二輪卒検のかたぁ~」受付で呼ばれます。
思ったより少ない。夏休みも終わったせいなのか自分を含めて5人(うち大型一人)でした。
免許証を渡し、14番の札を受取る。
しばしロビーにて待ち、はじめて見る教官に連れられて説明の部屋へ。
でかい液晶モニタにPCからの画面が出力されてます。パワーポイントでしょうかね。
スライド式で検定中止の場合とかもろもろ事前説明を受けます。
それより早くコースの説明をしてほしい。。。と思っていると検定開始時刻の20分前にようやく説明がはじまる。
「今日は大型も普通自動二輪も1コースでいきます。」
あたりまえのように教官が言いますが、そもそも1コースも2コースも知りません。
教習の時などで事前に「これが1コースね」なぁんて言われる事もなくきてますからコースの番号だけ言われても。。。(ーー;
その後画面は所内コース図に変わり、簡単にコースの説明を受ける。
第二段階みきわめで走ったコースからS字を取っただけのようだ。(ちょっとホッとします。)
「じゃ、検定開始までにプロテクターつけてロビーで待ってて。」
うぅ・・・緊張してきた!!
時間になり呼ばれます。ゾロゾロと発着地点へ。
「13番と14番はこっちきて。13番は準備して。14番は車乗って。」
「はぁい」
教官は後ろに次の人を乗せた教習車で追走し、採点します。
「自分のコースはよくイメージしておいてね。」
あ・・・そうでした。13番の方は大型です。同じ”1”コースでも内容が違います。
他の人の走りを見ることができないという一抹の不安を感じつつも、後部座席へ。
そうそう、メットって思った以上にデカイんですね。
乗り込む際、頭(メット)をぶつけてしまいました。気をつけましょう(謎)。(^^;
スタート。
さすが慣れてらっしゃる。スムーズに加速し、走っていきます。
大型は外周からまず一本橋です。
・・・・ところが。
「がんばれ・・・!!」思わず口から出ちゃいました。
安定して走っていたのに最後の方で脱輪。残念。。。検定中止です。
いきなり検定中止を目の当たりにして再び緊張の波が・・・。
倉庫にバイクを戻す大型の方を横目に、車は発着場所に戻ります。
教官がCB400を準備。(2番て書いてある。どんな感じのバイクだったかな・・・?)
いざ出陣!!
後方確認から乗車、ミラーを合わせ、エンジンを掛ける。
周囲の確認をしてウインカーを出し、再度後方を確認してクラッチを離す。
・・・?離す?
エンストしました(^^;
いきなりです。やっぱり教習とは違って緊張してるんですね。エンストなんてしなかったのに。緊張感を自覚します。
再びエンジンを掛けて発進。
ちなみに発進場所から100mは慣らし運転として採点されないらしいです。
発進時のエンストはどうなんでしょうか。。。
いきなりの失態にちょっと凹みながらコースへと入ります。
まずは外周回って坂道発進から。問題なくこなす。
・・・とおもいきや悪夢再び!!
くだりが妙に早いんですよね。おかしいなぁ・・・と思いながら安全確認して加速しようとするが進まない。
ニュートラルでした(苦笑)。そりゃエンブレも効かず下る速度も速いわなぁ。。。
その後ギアを戻して加速し交差点へと右折します。前方の信号は青、すぐさま左折ですが視界の片隅では信号が黄色に。。。このタイミングなら大丈夫だろうか。
一時停止で停止し安全確認、うしろについてくる教官の車の中がきになります。
(減点のためのペンを走らせているのだろうか)
次は見通しの悪い交差点、いったん一時停止し安全を確認して通過。これは問題ないはず。
外周に出て今度は踏み切りへ。このときウインカーを切り替えてない事に気づく。慌てて右合図を出す。
そしてスラロームへ。
さすがに何回も通っているのでタイムは気にせず通過。
(後から何も言われなかったので大丈夫だったんでしょう。)
しかしこの単車、走行距離がだいぶいっているせいか、ギアは入りにくいしアクセルをちょっと開けただけでドンとでる。微調整がしづらい。おかげでガクガクいいながら走らせる。
そして急制動。40Km/hに速度を上げ、その速度を保ち、いざ・・・!
「ガガッ!」
・・・・後輪びみょ~にロックです(TT)。もうむちゃくちゃですな(笑)。
その後一本橋へ。先ほどの大型の方の様子がよみがえります。(こわっ!)
そんなことを考えながら一時停止していたらフラッとしてしまう。右足つきました。
クセで左足をギアの方へ。バランスを崩して右足つき、ではなくギアのチェンジ(確認)の為の足つきと判断してくれたら嬉しいが。。。(それでも減点か?)
で発進。自分の中では速めに渡る。落ちるより減点のほうがいい。
(後から聞くと8秒ほどだったそうです。教官は「(7秒で良いんだから)遅いんだよ。。」とブツブツ言っていたようですが。)
S字を飛ばしてメガネを通り抜け、クランクへ。
ちゃんと1速に落とし、無難に通過。後方を確認して発着地点へ。
停車、エンジンを切り、後方確認して下車。
・・・・終わりました。
一応最後までは走りましたが、50点減点までは走らせると聞いていたので走れたんだろう、と。
凹みながらいつの間にかその場にいた13番の方(大型の人)と一緒に説明部屋へ戻る。
その途中「何年くらいのってるんですか?」と僕。
「15年位かな」と大型の方。
・・・やっぱり難しいんですね。(--;
もう一回検定で¥6,000、それと補習1時間か。。。。
そんなことを考えていると他の3人も戻ってくる。
聞いてみるとそんなに失敗無く終えたらしい。(うらやますぃ)
その時聞いたのだが、警察学校に入ったら車もバイクも運転してはいけないらしい。(驚)
2週間後入る予定の人が言っていた。
警察学校にいきながら違反して捕まりました、では困るからか?(笑)
その人はバイクに乗る予定はないけど、取らなければいけないので取ったとの事。ご苦労様です。
教官が部屋に入ってくる。
ワンポイントアドバイスだ。まずは大型の方から。
検定中止なのはわかっているので外に出ずそのまま話を聞く。
なぜか僕も皆がいる前で注意を受ける(笑)。
急制動で軽くロックさせたのでブレーキングに気をつけること。合図がどうたらこうたら(忘れました(^^;))。
次はがんばろ、と思っているとついに合格発表。
「番号を呼ばれたら返事して。14番・・・」
・・・?僕は?14番?へ?合格?
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお・・・・!!
合格らしいです。点数は最後まで聞けませんでしたが受かってしまえばこっちのもの。p(^^)q
急に力が抜けました。
結局合格者は5人中、3名。大型の方と普通二輪の一人は落ちてしまったらしい。
残念。次はがんばってね。
ありがたい(?)ことに自動車学校のネームが大きく入ったウエストポーチを頂き、
その後1時間ほどして卒業式へ。
卒業証明書などを受取り、ようやく終了です。
長いようで短かった(実際短かった(^^;))教習生活も終わりを告げました。
オーバーも無く、ストレートに卒検も合格。
早速明日免許センターに行ってきます!!
教習所の感想
最後に教習所の感想をば。
コースは決して広くはない(と思う)ので普通車の教習車などが多くいた場合、かなりストレスがたまります。他のところも似たようなもんかもしれないけどそれが一番印象に残った。空いてる時は良いかも。
料金的にはそんなに高くない。(と思う)
但し技能オーバーすれば料金がかかるので、当然ケースバイケース。
教官は皆さん結構親切。あかるく楽しい感じ、ですかね。
個人的に教習時間以外で話をするようなことは一度もありませんでしたが、「やだなぁこの教官。」て思う人はいませんでした。(これまた幸いにして会わなかったのかもしれませんが)
教官によって言ってることが若干違う、なんてことも多少ありましたが、許容範囲。
疑問や質問があったら聞いてみること。ちゃんと熱心に教えてくれます。
変なところで身構えることなく、リラックスして教習を受けられると思います。
僕の場合、普通自動車免許は栃木の方の教習所で合宿して取りました。
通いで免許を取ることは初めてだったので、予約なんてどうやるの??
などちょっと不安はありましたが、聞けば親切に教えてくれるし好印象でした。
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