VTR250のお話。
シーバスとの面会が叶わないままもう暫く釣りはお預け、というか終了~・・・という感じだった。
でも昨日過ぎ去った台風がそこそこ雨も降らせてくれたので、もしかしたら?と出撃しようとしたのだが・・・。
バッテリーが空に?
3時出発と準備を整えいざ出陣!・・・というときにエンジンがかからない。
最初セルは回ったのだがエンジンはかからず。
まぁ台風のせいかめっちゃ寒かったしなぁとチョークを引いて始動。
ところが「ビ~~~~」と言う音がするだけで今度はセルも回る気配が無い。
ん~・・・かぶったか?いやかぶっててもセルは回ったはず。
メカに詳しくないのでよくわからんが
ピストンの位置とかなんかが微妙に悪いのか?(謎)と思い、押しがけの要領でピストンを動かしてみる。
「キュ、ビ~~~~~」
今度はほんの少し、気持ち程度回ってビービーなるだけ。その後は同じくセルも回らない。
ん~困った。
そんなことを何度か繰り返していくうちに最初は明るかったライトや計器のランプも暗くなってきた。
いかんバッテリーがあがってしまう。完全にあがったらイモビついてるしエンジンかけられなくなってしまうじゃないか!
とりあえず押しがけしてみる。無事エンジンはかかった。
しかしこのまま止めてしまっては完全にバッテリーがあがってしまうかもしれない。
そう思って竿は置き、15Kmほどバッテリー充電の旅へ。
ヒューズかなぁ(いやそれはないか)、バッテリーかなぁ、レギュレータかなぁ・・・と思いをめぐらせながら走る。
家に戻ってきて一度エンジンを切り、再度かけてみる。
おぉ!掛かるではないか!
今度はビビビ音もしないですんなり始動。
ネットで調べるとやはりバッテリーのようだ。
新車納車時から4年間一度も変えてないし寿命ということなのだろうか。
レギュレータも疑っておくべきか。
でも3日前まではすんなり始動、走り回ってたのになぁ。突然すぎでっせ。
まぁそろそろ一年点検だしその時に聞いてみよう。
バッテリー性能の検証
【追記】
その後、問題なく始動するのだがバッテリーが弱っていることには違いなかろうと
とりあえずテスターで計測してみた。
サービスマニュアル(SM)に書いてあるとおりにやってみる。
メインスイッチOFF。(充電後に計測する場合は30分以上経過してから測定すること。)
(SM)完全充電時: 12.8V以上
(実測) : 12.75V
微妙に足りないのだが、(SM)充電不足:12.3V以下 とあるのでまぁ許容範囲か。
次にエンジンを始動し、ヘッドライトをハイビームにする。
エンジン回転を徐々に上げ、指定回転数時(5,000rpm)にバッテリ端子間の電圧を点検する。
(SM)制御電圧: 14.0 - 16.0V / 5,000rpm
(実測) : 13.85V / 5,000rpm
これまた微妙に足りない。
制御電圧の範囲に達しないと言うことはバッテリーが弱っているということで確定だろうか。
ちなみにレギュレータがイカレた時は、
断線の場合:充電されない。エンジンの回転数に関わらず電圧が殆ど変化しない、らしい。
ショートの場合:過充電がおこる。電圧が制御されずエンジンの回転数によってどんどん電圧が上がる、らしい。
今回計測した結果では一応電圧は上昇するし、一定の電圧で上昇は止まった。
レギュレータに関しては問題なさそうだ。
ただ一つ気になるのは、
アイドリング時1,200rpm位:12.75V から回転数を上げていき、
3,000rpm付近で 14.45V、そこをピークに5,000rpmに向かって徐々に下げ 13.85V、
7,000rpm位 13.80Vで一定となった。
レギュレータが動作してるのはわかるがこういうものなのだろうか。
一定の上昇を見せ、制御電圧で止まるかと思っていただけにちょっと意外だった。
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