今日、かつて暮らしていた場所へ行ってきました。
それはもうだいぶ昔のお話。
学生時代の最初の2年間を過ごした場所、神奈川県は本厚木へ。
もう懐かしくって懐かしくって、甘酸っぱいノスタルジックな気持ちで一杯になりました。こんなに心が動いたのはいつ以来だろうか・・・。
本厚木へ向け出発
自宅から片道約3時間半くらい。
ちょっとしたツーリングとして良い時間。
下道LOVEな自分はもちろん高速など使いません。
日曜日とあって車の量が多く、道中ところによって若干混みましたが、天気も良かったので気持ちよく走れました。
東京の道は難しい
普段は東京を抜けて行くことになるので、西側へはあまり行きません。(千葉県在住)
正直東京の道は怖いです。交差点とか広いし地名とか看板に書かれても方角がよくわからない。。。(ーー;
大通りはめちゃくちゃ広いくせに、一本中に入ると狭くて一方通行とか、右折できるのかと思っていたら中央分離帯でいけない、とか。
あ、行き過ぎた。ちょっと小道に入って戻ろうか・・・なんて考えようものならどこに連れて行かれるかわかりません(笑
とりあえず事前にグーグルマップでおさらい。えぇ、そりゃもう田舎もんですから。
R246を走るには蔵前橋通り(or R14)から中央通りに入って・・・云々。
ちなみに迷うのも大好物です。(笑
順調に走り出し、予定通り中央通りを走っていると・・・
銀座で歩・行・者・天・国!
日曜だ・も・ん・ね!
忘れてた。orz
迂回してなんとかR246へ。
あとはひたすら走るのみ!
本厚木に到着
で、到着。
本厚木の駅からバスで大学へと進んだ道を、今バイクで走ります。
途中のマックで休憩。そう言えばマクドナルド自体久しぶりかも。
小腹を満たしたらいざ大学へ。
その途中、当時アルバイトをしていた工場を見てこれまた懐かしくなる。
日系ブラジル人の人たちが多く働いてました。
「なんで日本語という美しい言葉があるのに、(ボールを)『蹴る』と言わずに『kick』なんて言うの!?」
そう聞かれてうまく答えられなかった事を思い出します。
そんなこんなで到着です。
正面のバス停らへんは結構かわったかな。
芸術学部の学生としてここに通っていたのはもう遥か昔。色々変わってるよね。
その後当時暮らしていたアパートへ。
もはや人は住んでいない様子。
壁うすかったもんなぁ・・・。隣の留守電の音が聞こえるんですよ。いや本当に。(苦笑
でも建物が残ってるのが凄い。
アパートへ向かう手前の坂。
結構な坂道なんです。当時自転車で上るのが辛かった〜。
下りて行った先は田んぼです。
大学に近い場所、ということもあって当時は友人らが入り浸ってました。
夜中にギターを弾いてみたり、でも壁が薄いからさすがに迷惑。
で、この道を降りて行って満天の星空の下、田んぼ道に座り込んで歌った事もありました。
郷愁に胸を締め付けられながら辺りを走ります。若かったなぁ、あの頃。
美しい風景。
この景色は昔と変わっていませんでした。
近所をウロウロしてみましたが、
惜しむらくは当時自転車だったこと。
ここは駅から結構登ってきた場所にあります。
なので駅前に下りて行く事もあまりしませんでした。帰りが大変なので。
「下界」って呼んでたくらいだし。(^^;
そんなこともあって大学と部屋との往復の毎日でした。
だからあんまり訪れたい思い出の場所がない。
あの2年間自分は何をしていたんだろう。(T_T
その中でも数少ない思い出の場所。スーパーです。(笑
近所というわけではなかったのですが、散歩がてら自転車でよく行ったものでした。
その横にある公園。
自然がいっぱいです。
久しぶりにここで飲み物を買った後、帰路につきました。
あの時の時間はどこにいったんだろう。
それは過去へと過ぎ去ったのではなく、目に見えずともまだそこにあるような気がして仕方ないのです。
時は過ぎ去るのではなく、幾重にも重なっているような気がします。
よく目をこらせばあの時の自分、そして友人たちが他愛のない話をしながら歩いているのが見えるようです。
時の早さは過ぎ去ってはじめてわかります。
「今」を大事にしたいと改めて思いました。
今回は以上!
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