先日奈良の大仏(奈良の大仏?千葉なのに? with VTR250 )へ行った後、
ついでなので山武市にある浪切不動院という所にも行ってみた。
岩山のような場所に立てられている赤いお堂があるらしい。
これまた去年訪れた「笠森観音」にも似た感じではないか。
ぜひとも行ってみなくては。
浪切不動院に到着
ということで、ちゃちゃっと到着。
目立つ看板も出ておらず若干分かりづらいが、事前にgoogle mapなど見ていけば分かると思う。あるいはカーナビね。
不動院長勝寺本堂(浪切不動堂)
成東下町の標高30メートルの小丘「石塚山」(石塚の森)の中腹の岩石上に、成東山不動院長勝寺本堂が建てられている。
入母屋造りの瓦葺き、間口三間、奥行四間、欄干・回廊をめぐらした、朱塗りの懸崖造りの堂宇である。昭和49年の修復工事によって、石積みの基壇が作られ、その上に、本堂内陣まで貫通している通し柱2本を含めて、26本の柱によって支えられている。寺伝の縁起書によれば、不動尊本尊の由来は、天平年間に行基菩薩を造作したところのものと伝えられているが、当本堂の創建年代は不明である。改修に当たって発見された当院棟札に元和4年(1618年)と記されていたと伝えられており、現在の本堂の建立時期は、少なくとも江戸時代初期にまで遡る建造物と考えられる。
その後元禄13年(1700年)結城藩領になってからの元禄年間(から1703年)と、明和3年(1766年)と本堂の改修が行われた。
明治以降になってからは、明治45年(1912年)、昭和30年(1955年)と本堂の改修が行われ、同49年(1974年)には基礎石積工事が完成し、懸崖造りの維持保存に努めている。本市では数少ない江戸期の木造建築物ということができる。所在地 : 山武市成東
指定日 : 1976年7月30日
(山武市HPより)
正面の道から撮影。
山門の上に奥のお堂が見えてます。
前の通りは通学路になっているようで、子供達が何やら楽しそうに歩いていました。
堂々たる山門
立派な山門がお出迎え。
ここの仁王像はどことなく丸くて可愛い感じ。
足下にはまん丸の下駄が。
足のサイズ的に履けないんじゃないかとおも・・・ゲフンゲフン
温泉井戸?
境内に入ると右手に弘法大師の像などが立っていますが、
その奥になにやら井戸らしきものを発見。
隣接地にはかつて温泉宿があったそう。その温泉のわき出し口の一つでしょうか。
いざ岩上のお堂へ
さて、早速お堂へとあがってみます。
途中にオブジェ。というかここは敷地内のあちらこちらに石碑やら石仏やら置物が点在しています。
全ての写真は撮っていませんが結構な量。
赤いお堂(不動尊)の左手には観音堂がありました。
ここにもオブジェが見えてますね。
軽く手を合わせたらさっそく不動堂の方へ。
土台部分。
笠森観音に比べるとかなり整然とした印象。
昭和49年、集中豪雨により危険な状態になったので基礎部分を修復したと、埋め込まれた石碑に書いてありました。
お堂横の階段を上った所から町並みを一望。
正面の隙間から内部を撮影させてもらいました。
柱の龍がいい感じ。
地上のお堂
階段を下りて右手(山門から見て左手)にも建物があります。こちらが通常使われているお堂かな?
不動明王に龍、などなど。
ちなみに溶岩?なのでしょうか、敷地内にこういう岩が散見されました。
ということで以上、浪切不動院でした。
個人的には、あんまり飾りっ気は出してほしくないなぁ・・・と思いまふ。
でもこれがまた数百年経てば、それはそれで味になるのかも知れないので何とも言えませんが。
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