ついに最終章!
・・・と言うほど大げさなものではないんですけどね。
前回からの続き。
さてさて、この龍尾寺。
龍伝説では尾の部分が落ちたというところなんですが、なぜかここだけ遠く離れた場所にあります。
もちろん同じ千葉県内ではあるんですけど、匝瑳市という所にあります。
龍腹寺・龍角寺から直線距離でも約30Km離れています。
・・・風が強かったのかな?
龍尾寺に到着
R114側の門柱。
ここは駐車禁止の立て札がありますが、
裏手の方に駐車場があるので、バイクや車でも大丈夫です。
お墓なんかもありますがトコトコ歩いていきますと、山門です。
龍尾寺本堂です。
手前の灯籠には龍の彫刻が。
でも随分新しくて綺麗です。
本堂内の様子。
こちらのお寺にはとても綺麗な庭園があり、この時はフジをはじめとして様々な花が見事に咲いていました。
美しい自然に囲まれた立地。
きちんと手入れされている様子がうかがえます。
手水舎の龍。
ちょっと個性的なお顔立ち。
弘法大師手鑿(てのみ)の井戸。
フタは閉じられています。
弘法大師手鑿の井戸からの清浄水。
こちらで引いてきた井戸の水を味わえるようです。
石仏なども。
ちょっと見づらいですが板碑です。
八日市場市指定有形文化財
龍尾寺板碑
昭和32年9月1日指定
本板碑は下総型板碑に属し、板面中心にキリーク(阿弥陀如来)の梵字(サンスクリット)が刻まれ、これを覆うように天蓋と蓮台が描かれている。
記念銘は応安6年(1373年)とあり、南北朝時代に建立した事がうかがえる。板碑の大きさは高さ178センチ、幅91センチ、厚さ14センチである。非常に美しい板碑で市内でも優れた板碑の一つである。
(現地立て札より)
弘法大師像もありました。
最後に薬師堂。
覗いて見た感じ中はあまり手入れしてなさそう。
感想
龍角寺、龍腹寺、龍尾寺と3カ所巡ったわけですが、
あまり「龍伝説」を感じさせるようなものは無かったような気がします。
それでも三寺の中では灯篭など、龍に関連したものが多く見られたのはこの龍尾寺でした。
でもそれで良かったかな。
真新しい龍の石像に埋め尽くされていても逆に興ざめというもの。(笑
自然に囲まれた美しい所です。
千葉をツーリングして近くに行かれた際は寄ってみては如何でしょうか。
ということで今回は以上!
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