秋も深まりつつある今日この頃。
先日書いたキウイなど「食欲の秋」も良いのですが、
せっかくなので紅葉狩りなんかも面白いのではと、君津市にある鹿野山へ遊びにいってみました。
鹿野山(かのうざん)
房総丘陵の一角を成す千葉県で2番目に高い山で、南房総国定公園に指定されている。上総地方の最高峰である。鹿野山とは、白鳥峰(東峰、379m)・熊野峰(中央峰、376m)・春日峰(西峰、352.4m、1等三角点)の3峰の総称である。白鳥峰の直下には久十九谷展望公園、熊野峰の直下には神野寺、春日峰には国土地理院の測地観測所がある。山の南面は、九十九谷と呼ばれる景勝地で、侵食によってできた複雑な地形となっている。
(wikipedia 鹿野山より)
千葉県はあまり山が無いのですが、南の方にいけば丘陵地帯くらいならあるんです。
でも県内で一番高い山が、愛宕山(南房総市)で408m。
低!
関東平野ですからね、基本的にどこまで行っても平坦。
長野県や群馬県など海なし県の人が海を見ると興奮してしまうように(?)、
千葉県民もまた、もとい、千葉県民のライダーもまた山を見ると興奮してしまうのです。
もちろん田んぼがず〜っと向こうまで広がっている夕暮れ時の光景や、
潮風を浴びながら海沿いを走るのは楽しいものです。
でもたまには高低差があって、クネクネと曲がる道路を、まったりと流しながら、走りたいのです!!!
むふぅ
失礼、興奮してしまいました。
閑話休題。
千葉県のおすすめツーリングスポット 鹿野山神野寺
約1400年前、聖徳太子によって開かれたという縁起の古刹です。
その昔境内で飼っていたトラが二頭逃げ出し、騒ぎになったお寺だとか。
まぁそれはまた次の機会に触れるとして早速向かいます。
11月末の日曜日という事もあって激混みを予想していたのですが、実際はそれほどでもありませんでした。
念願の(?)クネクネ道をしばらく上った先に、目的地の神野寺が見えてきました。
黄色く色づいた立派なイチョウの木。
もちろん駐車場もあります。
そこに駐車していざ境内へ。
石灯籠が並び、正面に仁王門が見えます。
もう既に葉が落ちてしまったのでしょうか、裸の木がちょっと寒々しい。
イチョウと紅葉のコントラスト。
仁王門と紅葉。
仁王像。
その裏にも守護神が。
こちらは広目天。
西方の守護神で西方天とも呼ばれるらしい。
仁王門の先にはなぜか羊の置物。
目が・・・怖い。
本堂が見えてきました。
ちなみに階段を上って右手にはなんと写真撮影用のセットがありました。
サービス精神旺盛です。
鐘楼の前では抹茶なども頂けるようです。
六角堂。
これは430年ほど前に建てられたとのこと。
十一面観世音菩薩立像の他、何体かの仏像が納められていました。
中に入って間近で拝めます。
本堂です。
荘厳で立派な入母屋造り。
本殿の正面には線香売り場と香炉。
本殿の左側には経堂。
不動明王、愛染明王などの仏像がある。
縁結びに御利益があるとか。
ちなみにここは苔生した地面がすごく綺麗。
掃除も行き届いていて気持ちがよいのです。
境内の紅葉も映えます。
本堂の裏へと回ると聖徳太子の象があり、その先に奥の院が見えてきます。
天狗の面と、大ゲタがありました。
スポーツの上達、足腰にご加護があるとか。
年に一度だけ、秘仏である烏天狗が公開されるそうです。(10月9日)
その他
敷地内にはこの他、弁財天や天満宮、鯉のいる庭園などがありました。
今回宝物拝観所はパス。
また機会があったら見てみたいと思います。
(恐竜の卵とか中国兵馬俑とかあるらしい。興味のある方は是非。)
九十九谷公園
一通り見て回ったので神野寺のちょっと先にある九十九谷公園へ。
房総の魅力500選にも選ばれている九十九谷が見渡せる、南房総の国定公園です。
東屋です。
お寺あたりではわかりませんでしたが、この公園からの眺めを見て結構高い所に居ると実感。
さらに一段高い方の駐車場からみた景色。
まとめ・感想
今回初めて訪れましたが、なかなかに楽しめるスポットでした。オススメです。
もちろん秋の紅葉だけではなく、四季折々の風景が楽しめるようです。
駐車場やトイレもあるので安心。
是非一度訪れては如何でしょうか。
奥の院の天狗を見た後でしたかねぇ、庭を見て回っている時に軽い耳鳴りとともに左足のすねを突っつかれるような感覚がw
天狗か!天狗の仕業なのか!
・・・
ということで今回は以上!
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