さらに前回の続き。
日吉神社で申の神使に会った後、この日の最後の目的地、鹿渡神社へと向かいます。
牛、申と続いて鹿の神使です。
と言っても鹿は・・・結構ありふれた感じですかね。
鹿渡神社(東金市福俵)
さくっと到着。
R128から「本福寺→」と書かれた、小さな看板が出ている道へと入って行きます。
本福寺の先の線路を渡った先に、目的の神社がありました。
手前の水門。
田んぼの水用でしょうね。
実は帰ってきてから気がついたのですが、この周辺には他にも鹿渡神社があるようです。
グーグルマップ見てたら気がつきました。
しかも結構近場に三つ。
・・・ここで良かったのだろうか。
気を取り直して話を進めます。
手水鉢の側面にも鹿が彫ってありました。
後ろの看板によると、宝暦十一年(1761年)に旧福俵村の西門氏子によって寄進されたものだそうです。
二百数十年経っているとは思えない状態の良さですが、材質によるものでしょうか。
同じ敷地内に小さな天満宮もありました。
その横の鹿渡神社の鳥居を見て
・・・?
一つ気になる事が。
鳥居に枝が括り付けられています。
詳しくないのでよくわかりませんが、焼かれた松の枝でしょうか。それとも杉?
魔除け的な意味があるのかな?
(追記:これは「境木(さかき)」といって神と人との境を示すものらしい。)
鳥居をくぐり、先へ進むと拝殿があります。
そして小さな鳥居の向こうに居る神使とご対面。
鹿の神使像です。
でもなんか違和感。
鹿・・・かな?犬?
近づいてみてその原因がわかりました。
角がありません。
取り外されています。
はめ込まれていたであろう穴だけがl寂しげにぽっかりと開いていました。
ちなみに穴があったのは、口をわずかに開いている阿像の方だけ。
吽像の方にはなかったので、角は片方だけにあったようです。
でも角が無いと・・・華奢な犬のように見えてしまうのは自分だけでしょうか。
まとめ
神社自体は至って普通(失礼?)ですが、ちゃんと手入れされている綺麗な社でした。
氏子さん達の信仰の厚さが伺えます。
ということで、
3回にわたって東金にある神社の神使像を見てきました。
他にも一風変わった神使達が各地にいるようなので、今後とも会いに行ってみようと思います。
それでは今回は以上!
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