突然の訃報
先日突然の訃報が届いた。
叔父が亡くなったという連絡だった。
一報を受けたのが夕方で、その日の夜には叔父の住んでいた渥美半島へ向かった。
千葉から車で4時間半くらいで着いたと思う。
夜中だったし道もすいていたのが幸いだった。
前に渥美の家(田原市)に訪れたのはいつだったろう・・・。
2年前くらいだったかなぁ。
幼い頃から非常によくかわいがってくれた。
聡明で明るく、楽しくて優しい人だった。
70歳だったから少しばかり早かった気もするけど、これも寿命というものだろうか。
渥美湾に沈み行く夕日。(叔父撮影)
叔父の家は渥美湾のすぐ目の前にある。2階から湾が一望でき、
庭ではキャベツやらネギやらの野菜を育てつつ、1匹の犬と共に悠々自適に過ごしていたようだ。
本当に目の前なので、波間に休む鴨などを見る事も出来る。
波間で羽を休める鴨たち。(叔父撮影)
そんな風景が大変気に入っていたようで、中古のデジタル一眼レフカメラを購入して写真を撮っていたみたい。
亡くなる前日にも、夕日の写真や庭の木々を撮っていた。
今まさに花開かんとする桜を見て、満開の時期に思いを馳せていたのだろうと思う。
棺にも一枝供えられた。とても好きだったみたいだから。
お寺に行く前に、叔母から葬儀の様子を写真に撮っておいてほしいと頼まれ、
その時手にしたのがこのカメラだった。
Canon EOS Kiss X3
Canon EOS Kiss X3 + 望遠レンズ(EF-S 55-250mm 1:4-5.6 IS)
勿論、やぶさかではない。
でも・・・望遠レンズか。
標準レンズも軽く探してみたけれど見つからなかった。
夕日やなんかを撮る為に中古を買ったと言っていたので、もともと望遠レンズだけだったのかも知れない。
望遠故に苦労しながら出来る範囲で葬儀の様子を写真に収め、印刷しやすいようPCにあった過去のデータと合わせてUSBメモリに入れておいた。
PCにはパスワードがかけられていたのだが、なんとか超絶スキルをもって解除した。
(裏の棚にあった封筒にそれらしき文字列を運良く見つけただけだけど。)
一通り終えた所で、形見分けとしてこのカメラを譲ってもらえる話に。
その後USBケーブルと説明書だけ見つけたので、有り難く貰って帰ってきたの、だ、が!
やっぱり気が動転していたのかな、肝心なものを忘れていた。
充電器・・・。 orz
どうしよう。
改めて取りに行くにはちと遠い。
高速代などを考えると、たとえ純正であっても買った方が安くなる。
かといって、電気系に疎い叔母に「バッテリー充電器を送ってほしい」と頼んでもよく分からないだろうし、
なにより気持ちも落ち着かぬうちにそんなことをお願いするのは申し訳なさ過ぎる・・・。
遺品の整理や手続きもあって忙しいだろうし。
む〜
サードパーティの安いのでも買うかな。。。
標準レンズもなんとか手に入れたいなぁ。
以前使用していたカメラはまだミノルタ時代のα-507si。
マウントが違うから使えないし。
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