【滝修行?】御瀧不動尊金蔵寺(船橋市金杉)へ 千葉県ツーリング散歩

御滝不動尊 バイク(2輪もろもろ)
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船橋市は金杉にある御瀧不動尊へ行ってきました。

前の道はよく通れども入った事はなかったので今回が初参詣。

境内には行者の滝修行にも使われた場所があり、そこが船橋市内を流れる海老川の源流でもあるという。

しかしこんな平地のど真ん中で滝修行の場とは、一体どんな感じなのか。

ちょっと面白そうじゃないですか?

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御瀧不動尊金蔵寺

通称:御滝不動尊(おたきふどうそん)

御瀧山金蔵寺は千葉県船橋市金杉にある真言宗豊山派の寺院。
吉橋大師八十八ヶ所巡りの第58番目札所でもある。

由緒

創建は、1423年(応永30年)です。 現在の境内付近は夜も明るくなるほど輝き付近の村人を恐れさせていました。応永30年(1423年)正月に、越後国から常陸国の守護大名佐竹義仁に招かれ、通りかかった能勝阿闍梨がこれをあやしく思い、二十一日間の護摩を修すると、ある夜、夢に円仁(平安時代初期の天台宗の僧、最澄の弟子)があらわれ、自身が心をこめて刻んだ不動尊がこの地に埋まっているとのお告げを受けました。早速、金杉の村人の協力を得てその場所を掘ると円仁作を記した木造があらわれました。その掘った跡から水が湧き出し、滝となったといいます。そのことがきっかけとなり、御瀧信仰が起こり、小堂をたて木像が安置され、今に続いています。

御瀧不動尊金蔵寺Webサイトより引用)

毎年の夏、この時期になると境内および隣接する御瀧公園にて夏祭りが開催されている。
御瀧不動尊の大祭(開山基)ということらしい。

バイクで横を通りながら見る赤い提灯がとても綺麗で、いつか寄って見ようと思いながらご多分に漏れず実現していない。

今年は8/27、28の2日間。
28日がお不動様の日であるらしく、27日はその前夜祭とのこと。

参詣した日はその数日前だったので、丁度祭りの会場を設営している最中でした。

御瀧不動尊に到着

事前に調べておいた駐車場に入ろうとしたら・・・入れなかった。

駐車場

「ご指導により、通常、駐車場は閉めさせていただきます」てな事がかかれた紙が門柱に貼付けられていた。(どこからの指導?)

仕方ないので門の前のちょっとした駐車スペースへ。

駐車スペース

車二台くらい停められるけど公園入口でもあるため、「管理車両出入りの為、駐車禁止」の看板もあり。
とりあえず通路は塞がないようにしましょう。

境内

門をくぐっていざ境内へ。

正面に工事用のトラックが停まっています。
周りの木々には提灯用のケーブルとソケットが張り巡らされていました。

軽トラも入ってきたり出て行ったり。
祭りの数日前なので皆さん結構忙しそう。

そんな中でもちらほらと参拝者の姿は見えました。

観音堂

観音堂

まずは正面に見える観音堂へ。

境内にはここと、さらに右手前、右奥にと三つの立派な建物が建っています。
どれが本堂なのかよくわからないほど、それぞれが立派なお堂。
観音堂というのも帰ってきてからググって知る始末。あはは(^^;

中は覗こうにもガラスに光が反射して鏡のようになってしまい、伺う事は出来ませんでした。

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観音堂 天井絵
観音堂、天井を見上げれば鮮やかな花絵。

鹿エリア
観音堂の裏手にはフェンスで囲まれたエリアがあり、
どうもそこに鹿さんがいるようなのですが・・・姿が見えず。
残念。

稲荷神社?

鳥居
観音堂の隣には小さな鳥居と・・・でかい工事現場。

修繕中かな?とも思ったけどここに何か大きなものが建っていると言う情報がない。お寺のサイトにも。
新しく三重塔とか建ててるのかな?

稲荷神社
鳥居の奥のお社。

中には狐が納められているので・・・お稲荷さんかな。

大師堂(旧本堂)

大師堂
反対側の大師堂へ。

こちらは旧本堂ということらしい。
現在は宗祖弘法大師をおまつりしているとのこと。

御瀧型灯籠
大師堂前に置かれた「御瀧型灯籠」。

独特な形をしています。

本堂

本堂
そして現本堂。

龍彫刻
向拝の龍彫刻。

ばっちり目が合いますw

境内の様子
本堂から境内の方を向いたところ。
左手に見えるのが大師堂(旧本堂)。

仁王門へ
さて、表門から入らなかったので順序があべこべですが、
本堂の方から仁王門へと向かいます。

水子供養場

水子供養場
仁王門の横手には水子供養場

仁王門

仁王門
仁王門、正面から。

仁王像
仁王像。

旧本堂と同時期の約200年前の建立で、明治と昭和に修理の手が入っているそうです。

もう夕暮れ時だったので仕方ないのですが、
設計ミスちゃうか?っていうくらい光が入らず真っ暗で全然見えない。
あまりに暗くてちゃんと写せなかった。

天井絵
天井には七福神。

初詣でこの下をくぐると縁起がいいのだとか。

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行者滝(不動滝)

行者滝は縁起にも拘わる湧水として知られており、湧水関連の書物でも多々紹介されています。また、船橋市内唯一の川「海老川」の源流としても知られており、初めの一滴を求め、地元だけでなく近隣都県からも多くの方がお越しになります。近在の商店では、お酒、パンなどに使われ販売されているほか、水ごりを取る方からの申し込みもございます。お寺でも正月の若水として午前零時に汲み、日々のお勤めに使用しています。

(御瀧不動尊金蔵寺Webサイトより引用)

市内を流れる川は一本じゃないので唯一の川ではないと思いますが・・・(船橋市河川一覧表)、
まぁそれはさておくとして、

行者滝入口
さてさて、冒頭に触れた滝修行の場所。

仁王門の横に入口がありました。

正面の細い入口を通り、階段を下っていくのですが・・・、
この時点でもうだいぶ陽も傾いており、かなり素晴らしい雰囲気になっています。

階段
ちょっと・・・怖い。

さらに階段
階段はさほど長くありませんが、湿気が凄い。
空気が冷たい。

水行場
到着。

何やら獣の頭らしきものから湧き水が。

もうこれ絶対アイテムゲットする場所でしょ。なんかの。知らんけど。

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不動明王像
見上げると不動明王と二体の像。

とりあえず冷やっとした湿気の重さと、ぎゅって押し縮められたかのような空気の密度が嫌だったので早々に退散。
変な事言ってるように聞こえるかもしれませんが、多分行ってみたら分かります。

弁天池とお堂

弁天池とお堂
弁天池。

亀
池の亀。

近づくと結構な数の亀がエサを期待して寄ってきます。

何ももっていないんだ、ごめんね。

参道

森の参道
ここから1kmほど、森の中に参道が続くそうです。
その先が表門。
でも今日はパス。

まとめ

とりあえず滝行の場所がヤバすぎ。
良い意味でも悪い意味でも雰囲気が抜群。
ただし来る時間帯によっては印象が違ったかも。

あと境内においても、この日が御祭りの直前と言う事もあって、
工事車両とか足場を組んでたりとか、何かと忙しい感じでした。
違う時期に来ていたら、これまた受ける印象も違ったと思う。

とは言え、
活気のある一方、静けさもあり、また改めて参拝しようと思わせてくれる場所でした。
鹿さんに合えなかったのが残念ですが。

おすすめです。

と言う事で今回は以上!

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