【名称の由来】船で橋かけ、だから船橋?

海老川橋 バイク(2輪もろもろ)
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船橋市にある意富比(おおひ)神社東照宮を先日訪れたとき、
”船橋”という名の由来となった橋を見つけました。

実際にはその場所、その橋、というわけでは無いようですが、
発祥の地という銘とともにモニュメントがありました。

小ネタですが、写真も撮ったし折角なのでご紹介。

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船橋市の名の由来

かつて関東平野には”香取海”と呼ばれる広大な内海がありました。

香取の海
利根川下流河川事務所 webサイトから引用)

昔は海岸線の位置などが大分違っており、
画像から見ても大きな川が数多く流れていたのがわかります。

船橋は上の画像で言うと下端、市川の隣にあるのですが、
そこには海老川という川が流れています。

市名は直接には、市成立以前の船橋町にちなむ。船橋の地名の起源については諸説あるが、伝説では日本武尊が東征の折、川を渡るために船で橋を作ったのが由来とされている。市内を流れる海老川に船を並べ、その上に板を渡し橋を造った。そのような船で造られた橋のことを「船橋」ということから船橋となった、というのが最も有力な説である。海老川はかつて現在よりも水量、川幅があったとされ、現在は陸地であるが夏見干潟と呼ばれる大きな入り江があり、湊として栄えていたという。

船橋という地名が世間で用いられるようになったのは鎌倉時代とされており、同時代の歴史書「吾妻鏡」に「船橋」という地名が出てくる。

(Wikipedia 船橋市から引用)

船を並べて橋をつくったから船橋

今のような川幅なら造作も無いことでしょうが、かつて広い川幅があった時代には結構見応えのある光景となりそうです。

海老川橋

大神宮下交差点から西へ進み、その先の川を渡る橋が海老川橋です。

あまり川幅も広くなく、橋自体もそれなりの大きさですが、
よく見てみると橋の欄干に船の舳先があるのがわかります。
海老川橋

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横から。
船の舳先モニュメント

もひとつ。
船の舳先モニュメント

橋の中央にはモニュメント
船橋地名発祥の地
オブジェ

別名「長寿の橋」

イメージは“歴史・商業”とのこと。
手形は故・泉重千代さんのものだそうです。
(鹿児島県出身の世界最長寿とされていた人物。ギネスブックに一時公認されたが後に取り消された。)

由来の書かれた碑などあります。

そしてなぜか顔。
オブジェ

立体的な造形なので実際に見るとちとキモい。(笑

万代橋

すぐ隣の橋「万代橋」には巻物のレリーフがありました。
万代橋

イメージは”人”、
海と生物の姿を刻んだもの。

てすり

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栄橋

さらに隣の栄橋。
イメージは音楽で「手のひらを太陽に」の歌碑とブロンズ像が設置されていますが、
その反対側には・・・これ。

栄橋

食われてるやん!
でっかい魚に頭から食われてるやん!

ホラー映画?パニックムービーか。
欄干の音符レリーフが巨大魚の楽しげな食事風景を見事に演出。

そしてその上には蛙のような生き物が哲学しており、
さらに蓮の上の少女を心配そうに見つめるアヒルもいます。

・・・深そうです。
何故かとても深遠なテーマがあるような気がしてきました。

まったくわかりませんが。(笑

某有名SF映画スター○ォーズを彷彿とさせるキャラクター。
なんかいたよね?こんなん。
かえる?

少女と困り顔のアヒル。
欄干オブジェ

まとめ

少々、というかかなり脱線してしまいましたが、船橋の名の由来は船を並べた橋でした。
海老川をわたる橋にはそれぞれテーマが設けられており、それを見て回るのも楽しそうです。

海老川十三橋めぐり」として、
船橋市のwebサイトでも紹介されています。
散歩するには丁度いいんじゃないでしょうか。

橋ですから駐車場はありません。
意富比神社に参拝したついでに訪れてみるのが良いかも知れません。
興味のある方は是非。

ということで今回は以上!

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