近所のセリアでデンタルフロスを買ってきました。
柄がついていないもので長さ50mのワックスタイプ。
たま〜に柄付きのフロスを買って使っていましたがすぐ切れるんですよね。あるいは外れちゃったり。んで挟まったり。
糸のみのタイプは初めて購入。
使うときは指にまきつけて・・・って、これ結構勿体なくない?
デンタルフロスの使い方
糸のみのタイプは初めてなので使い方を調べてみました。
1、輪っかを作って磨きます「サークル法」
40cmくらいの長さでフロスを切り取り、先端を結んで輪っかにして使う方法です。
「サークル法」は初心者や不器用な人(?)におすすめ!とか書いてありました。
現在はこの方法でフロスをしています。
も、もちろん初心者だからであって、不器用だからではありませんが何か?
ま、冗談は抜きにしても一番合理的、かつ効率的な使い方だと思います。
使っては少しずらし、また少し使ってはずらし数珠のように回して使います。
おそらく一番無駄がない上に、結び目自体も歯間ブラシのように使うことができます。
でもしっかりとした結びじゃないと解けてしまうことがあるので注意が必要。(私みたいに引っかかる人は特に)
ほどけない結び方「外科結び」
「外科結び」という結び方がいい感じです。
2回結びを作るのですが結構しっかりと結べます。文字通り外科手術なんかで使う結び方のようです。
ただしちょっと工夫して二重にくぐらせるのは外側(先側)の結び目。
はじめに作る輪っかの方で二重にすると内側からの力に弱く、引っ張るとほどけていってしまいます。
フロス用外科結びの結び方
- フロスを輪っかにして糸の先をクロスさせる(例:右からの糸が上)
- 糸をくぐらせて一つ目の結びを作る
- 糸の重ねを逆にして(今度は左からの糸が上)二回糸をくぐらせる
- 糸の先を押さえつつ引き締めていく
締める時は外側の結びをキュッと強目に引いてから輪を広げるように内側を締めるとキツくとまります。
工夫次第では他にもやり方がありそうですし、自分に合う方法が見つかるまでは色々と試してみるのも良いかもしれません。
2、指に巻きつけて使う
最初に試したのが指に巻きつけて使う方法。
一番オーソドックスなやり方ですね。
適度な長さにフロスを切り取り(4〜50cmくらい)、
糸の両端を左右の中指に巻きつけ、親指と人差し指でピンと張りながら磨く方法です。
でも指に巻きつける部分が少しもったいない気がして(貧乏性)、
ケチればケチったでワックスのせいなのかスルスルと指からフロスが外れてしまう。
少しづつずらして使うにも相応の長さで切り取る必要があって
多めに取れば取ったでそれもまたもったいなく・・・微妙。
3、フロスホルダーを使う
フロスを巻きつけることで柄付きのフロスにすることができます。
柄があるので扱いやすく、磨きやすくなるかもしれません。
個人的にはいちいち巻きつけて使用、ずらして巻いて使用、またずらして・・・が面倒臭そうだったのでパス。
引っかかって切れやすい人には向かないような気がします。
切れるたびに巻き直す部分も無駄になりそうだし。
切れて挟まったフロスの取り方
切れて歯間に挟まってしまったフロスはどうやって取ったらいいんでしょう。
私は新しいフロスを爪楊枝やピンセットなどを使って歯間に通し、歯茎側から口腔へと引き出すことで取っています。
上から押し込むように入れると同じように切れる場合がありますし、挟まっているところにさらに詰め込んでもうまく外れない気がするので。
またはビニール袋の断片を使う方法もあります。
手頃な大きさに切ったレジ袋のビニールなどをまず歯間に通し、上記と同じように引っ張り出して外します。
ビニールは伸びるので引っ張るうちに細くなり、外しやすくなる気がします。
ただしビニールの質によってはこれもまた切れる可能性があります。
どうしてもダメなら・・・歯医者に行きましょう。
それ以前になんとかなるとは思いますが。
隣接面齲蝕(隣接面う蝕、隣接面カリエス)ついて
実を言うと最近歯医者に通い始めました。
もう随分と長い間ご縁がなかったのですが、奥歯に付いていた銀歯がブラッシング中に外れてしまい、さんざん迷った挙句行くことにしました。
もう20年ぶりくらいです。いやそれ以上かも?(だって行きたくなかったの!)
幸いにもその歯自体はさほど悪い状況ではなかったようで、外れた後のちょっと尖っている部分などを削って整えてもらいました。
外れた銀歯は使えなかったのであとは次回になんとかしてもらえそうなのですが、気になるのが犬歯の外側にある歯。
第一、第二小臼歯と呼ぶそのあたりの隣接面が黒ずんできているような気がするのです。
最近まで全然気がつきませんでした。
今現在も痛みなどの自覚症状はありません。
でも明らかに黒くなってきている気がする。
「虫歯 隣接面」などと検索したらビンゴ。
「隣接面齲蝕(隣接面う蝕、隣接面カリエス)」という虫歯らしい。
まじですか・・・
結構しっかりとケアしてきたつもりだったんですけどね・・・
食後は重曹うがいして(食後の酸性に傾いた口内pHを中和して戻す)ちょっとしてから歯磨き。
ブラッシングの時間もしっかり取って甘いものも極力取らず・・・
それでもなるんです。というかなりました、虫歯。
やはりブラッシングだけでは取りきれないものが残ってしまう。
フロスって大事だったんです!!
もうほんと脱力感。
フロスかぁ・・・
フロスを使っているとすぐ切れて歯に挟まる。取り除こうとまたフロスを使うもまた切れて挟まる。
それを取るのがまた面倒で・・・と、あまり使わなくなっていました。
でも今回あらためて勉強し、結び方もマスターしたのでこれからはちゃんとケアしていけそうです。
黒ずみ自体はちょっと前に使い始めたマウスウォッシュ「コンクールF」の影響かもしれません。
もちろんコンクールFが虫歯を呼んだわけではなく、虫歯だったところに若干のステインが沈着することによって虫歯箇所が露見した、と言う感じでしょうか。怪我の功名?
ちなみに虫歯自体は割と白(黄色)っぽいんだそうです。
黒いのは再石灰化するときに茶渋やコーヒーの色素など(ステイン)を抱き込んだ結果なのだとか。
とはいえそこで進行が止まっているかどうかはわかりませんから(多くの場合止まりません)歯医者に行って診てもらう必要があります。
まとめ
ということでデンタルフロスの使い方、というか
デンタルフロス初心者の私が「サークル法」の輪っかを作るのに苦労した結果知った「外科結び」のやり方をシェアしたいと記事にしてみました。
まぁ単に団子結びの糸通しを1回だけではなく、複数回行うだけでも摩擦力が高まりほどけにくくなります。
もちろんワックスの有り無しでも違うでしょうけど。
隣接面う蝕はブラッシングでは取り切れない部分に出来てしまいます。
1日1回でも良いのでフロスを使ってケアしましょう。(自戒も込めて)
それでは。
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