VTR250のバッテリーが完全に沈黙したので今日新しいバッテリーに交換しました。
過去の記録を見返してみると・・・なんと前回交換したのが2009年。
つまりほぼ10年間使えていたことになります。
特に補充電などのケアはしていなかったのにびっくり。
その事実にただただびっくり。
VTR250（BA-mc33）のバッテリー交換
二日前に注文したバッテリーが今日届いたので取り付けました。
購入したのは激安中華製バッテリー（Velocity）。
薄い紙袋に放り込まれただけの状態で届きました。（笑
一応箱には入っています。
箱から出しました。バッテリー本体、ネジ、インストラクションが入っています。
YTZ7S互換バッテリー Velocity by powertec
送料込みで2500円ほど。激安も激安。
早速取り付け。
バイクのシートを外すとすぐ下にバッテリーが見えています。
交換自体はものすごく簡単。
上から押さえているゴムバンドを外し、端子をマイナス側から外します。
脱着順序の覚え方は、
外す時は「取り外すのでマイナスから」、
つなぐ時は「取り付けるのでプラスから」
簡単だね。
新旧のバッテリーを並べてみました。
10年間頑張ってくれたのは古河電池のFTZ7S。
当然ですが大きさはほぼ一緒。Velocityの方が数ミリ高い気がしますが問題はありません。
違いがあるのは端子を固定する部分。
ネジの長さに対してわずかに土台が高い or 受け側のパーツが薄いため、端子を留めようとすると端子の厚さ分長さが足りなくなってネジが空転します。
ネジの長さは自体は全く同じなんですけどね、わずかに届かない。
ただこの情報は事前にレビューから把握済み。
小さく折りたたんだ紙を下に入れ、受け側を少し浮かせてネジ締めすることで解決しました。
締めてしまえば問題はない。
あとはゴムバンドを戻して
無事バッテリー交換完了！
ちなみにこのバッテリーは保管中３ヶ月ごとに充電が必要と書いてありました。自然放電しますからね。
充電器を持っていたらまず充電してから取り付けることをお勧めします。
まとめ
実はバッテリーの限界がきたのは半年ほど前。
セルを回して始動することができなくなっていました。
でもこのVTRはキャブ車です。
そう、押しがけができるのです。
真冬でもチョークを引いて押しがけしてやれば一発でかかります。慣れてくれば3速に入れて数メートル押し、ポンポンポンと３、4回火花を飛ばしてやればOK。
でもそうなると実際どこまでいけるのかを試したくなります。・・・よね？（あれ？ならない？）
最近は遠出していませんでしたが近所への買い物くらいにならちょくちょく乗っていました。
出かける時は押しがけ始動。
帰ってきたらマイナス端子だけ外して保管。
結局それで半年持ちました。
もしかしたらもう少し持ったかもしれませんが、数日前ほんの出来心からセルを回してしまったのです。
セルが回せない時は「ブーーー」と音がなるのですがその時は「ブ・・・」くらいで沈黙。
やっぱり駄目かぁなんて思いながら一旦オフ。
イモビを解除して押しがけを・・・と思ったらイモビすら解除できないほどに放電してしまった模様。（＾＾；
しばらくしたら押しがけでエンジンはかかったのですがもはやアクセルを開けても微妙に吹けない。
プラグで点火するのも怪しいほど電圧が無くなってしまった模様。
さすがに潮時なので変えました。
つくづく思いますがバイクのFI化は便利なのかどうなのか。
正直FIよりキック始動の方が欲しいと思うのは私だけでしょうか。
まぁセル一発でエンジンがかかるのは有り難いこと。
さて、この激安バッテリーはどれくらい持つかな。
【追記＠１ヶ月後】
バッテリーをVelocityに変えてから1ヶ月ほど経ちました。早速バッテリーが弱った時のような症状が出ています。アイドリングに合わせてヘッドライトの光量が増減、ウインカーの明滅に合わせてニュートラルポジションランプの明るさが変化するなど。
まだ詳しく調べていないのでジェネレータやレギュレータの不調という線も捨て切れませんが、まぁ安いなりの性能かなという感じがしなくもないような・・・気がしてます。ただ今のところセル一発でエンジンはかかります。セルを回す電力はあるということ。このまま様子みます。
安物買いの銭失いになりたくなければ古河電池のFTZ7Sなどを使った方が幸せな気がします。
当時は1万8千円ちょっとしましたが、今見ると１万円程度で買えるようです。
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