先日フニャフニャになった玄関の床を重ね貼り工法でリフォームしました。
次は同じように洗面所の床も直そうかと。
計12枚買ったフローリング材を9枚しか使わなかったので、
その残り(+昔買った同じ厚みのフローリング材)で洗面所の床も補強することにしました。
そしてどうせ外すならと、
40年使ってきた洗面化粧台も新しいものと交換することに。
まずは床の補修から
今回も重ね貼り工法で補修していきます。
お風呂が隣接しているのでその際(きわ)などは特にしっかりとした水気(湿気)対策が必要になります。
でもそこは素人のDIYリフォーム。
残り物のフローリング材を使っちゃいます。一応工夫はしますけど。
本当は貼ってあるクッションフロアを剥がして合板を剥がし、根太を交換 or 補強して耐水合板を貼り直し・・・なんて作業をしたいのですが、そこまではまだちょっとハードルが高い。
とりあえず今回も重ね貼りでいけるかなと。
加えて購入済みのコーキング材もその全てを使い切るほどには使わないはず。
なら風呂場脇だけでもコーティングすれば多少は対策になるのではないかと。
さらにその上をクッションフロアで封じてしまえば水対策にもなるのではと。
そんな感じで始めてみました。
洗面所床の現状確認
実は何年か前から適当に切ったフローリング材を置いてました。ビス留め等はせずに敷くだけ。
それだけでも十分ちゃ十分。見た目は汚いけどね(^^;
とりあえず置いてあった板を撤去したところ。
いつ貼ったのかわからない汚れたクッションフロアが現れました。
試しに玄関に使った端材をそこに置いてみたらなんか違和感。
なんか違う。高さが違う?
元の板を測ってみたら置いてあったのは厚さ9mmほどのフローリング材でした。
「そっか、じゃ同じ厚みのフローリング材を買ってくれば良いんだね♪」
なんて思って近所のホームセンターを5店舗ほど回って探したのですが・・・
売ってないんじゃ!どこにももうそんな部材売っとらんのじゃ!
今は廃れてしまったのですかね・・・
12mmとか極薄3mmとかはあっても9mmなんて置いてない。
ネットで見ても見当たらん。(よく探せばあるかもしれないけど)
「まぁ余ってるものがあるんだし12mm厚でいくか。結局薄いとたわむかもしれないし」
などと思い施工を開始。
たいして変わらないだろう、そんなふうに考えていた時期が僕にもありました。
問題発生!厚みが、厚みが合わない?ドアが閉まらない!?
どうせクッションフロアで隠れるのだからと、種類の違うフローリング材を併用するつもり。
まずは昔買ったフローリング材から切出して置いていく。(まずは仮置き)
綺麗なんだけどね、この板は表面ツルツルで水が落ちると氷のごとく滑る。
そして半分並べたところで問題発生。
開けたまま固定していたドアを閉めようとしたら・・・
閉まらんやん!!
いや正確に言うと閉まらないわけではないのですが、
この上にクッションフロア(CF)を貼ることを思い出しまして。
で、クッションフロアの端材(1.8mm厚)を置いてみたら微妙に引っかかる・・・
そう、ドアが閉まらないのです。開かないのです!
ん〜
マズイよね?(汗
床の高さが増してドアが閉まらなくなった時の対処法
そこでちょうど仕事をサボりに・・・ゲフンゲフン、
もとい、たまたまお茶をしにきた優しい友人がアドバイスをくれました。(冗談やで
「ドアの下を削れば良いのに」
Σ( ̄。 ̄ノ)ノ ハッ
目から鱗でした。
・・・調べました。
昔は違ったらしいですが現在はシックハウス症候群を防ぐため、建築基準法によりすべての住宅に24時間換気システムの設置が義務づけられ、ドア下は空気の通り道として隙間が必要になったのだそうです。
昔の基準ではぴったりに作られるので、どうしても経年の劣化によって歪みが生じ、ドア下を擦ってしまうことが起こりうるのだとか。
その場合の対処法としてもドア下を削るのだと。
視野が狭くなっていたのでしょうね。
床が高くなってしまったからそこをなんとかしようと、9mm厚のフローリング材を探して何日も駆けずり回ってみたり、
1.8mm厚のCFがダメならばと、0.3mmほどの「貼って剥がせるフロアシート」をサンプルで購入、貼って検討してみたり。
でもあまり薄いと床が硬いと言うか、冷たい感覚が残ってしまうのです。
やはり2mm弱の厚みがあった方が段差とかも隠せて色々と都合が良い。
そう悩んでたところに鶴の一声でした。
実際、ドアの開閉に足りないのは1mmほど。
敷居から床板が大きく飛び出すほどのギャップがあるわけでもないので、助言に従いドア下を削って対応することにしました。
床板の重ね貼りと排水口の穴あけ
ドアの加工と洗面化粧台の交換は長くなるので別記事に分けます。
とりあえず洗濯機と洗面化粧台を外したところから。
フローリング材を切出して残りの部分にも敷きました。
ただ洗濯機と洗面台のための排水口として、2箇所穴あけしなくてはなりません。
開ける穴のサイズが一つではないので、今回は「自在錐」というものを購入しておきました。
スターエム No.36X 充電ドリル用自在錐 インパクトドライバに対応
まずは表側から半分ほど削り、残りは裏から刃を当てて穴をあけます
壁のマスキングテープは所々浮いてたりするタイル目地に、壁を伝った水滴が入らぬようコーキングを打つため。
あと根太の位置。
板は問題なさそうだったので各所をコーキング。
風呂場に隣接してる板の断面や裏側、側面も全てコーキング材を塗布、ヘラで伸ばしてコーティングしました。
写真撮ってないけど端から30cmくらい?結構な幅で塗りました。
しかもクッションフロアを貼った後にもたっぷりと追いコーキングの予定。
これで簡単に水は侵入できないはず。ふふふ
一通り終わったら改めて1枚目から下穴開け&ビス打ち。
とりあえず床の補強はここまで。
次はクッションフロア。
クッションフロアを切出して貼る
コピー用紙などの薄い紙だと歪んで正確に取れません。多分。
ガッチリと型紙を作れたら、
床に広げたクッションフロアの上に乗せて固定、切り抜いていきます。
穴は以前ダイソーで買って持ってた「コンパスカッター」で開けました
念の為クッションフロアと壁の間もコーキング。なるべく水の侵入口を塞ぎます。
この辺りは洗面台が来るので特に。
排水口周りの断面にもコーキング材を塗布してあります。
まとめ
これらのフローリング材は水に弱いため、本来こういった場所には向かないと思います。
でも水が少しでも触れそうなところはコーキング材でコーティングしたし、
上からクッションフロアを敷いた上に壁との間も塞いでおきました。
ドアも基本的に開けっ放しなので湿気がこもることはありません。
なので多分大丈夫かなって思ってます。
そしてここにも接着剤を使っていないので、もしなんかあってもビスを外せばなんとかなる。
フニャる床の問題はこれで解決。
ということで次回は洗面化粧台を交換します。
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