先日洗面所の床をDIYリフォームしました。
既存の床に新しい板を「重ね貼り」したので、床面がちょっとだけ高くなり、
そのせいでドアが開閉できなくなる恐れが出てきてしまったのです。
今回はそのあたりの調整について。
重ね貼りでクッションフロアを貼ったらドアが閉まらない!?
床のリフォームに関してはこちらから
さて、
今回は板を「重ね貼り」したので床がそれまでよりもちょっとだけ高くなりました。
それだけなら問題なかったのですが
予定としてはその上にクッションフロアを貼ろうと考えていたのです。
そこで切れ端を置いて試しにドアを閉めようとすると・・・
閉まらない!
クッションフロアの厚み分引っかかってしまう感じです。
ん〜困った。
てことで最初は0.3mm厚くらいの「貼ってはがせるフロアシート」という商品を購入し、CFの代わりに貼れば問題ないだろうと考えたのですが、実際貼ってみるとちょっと薄い。
結局ドアの底面を2mmほど削ることで解決しました。
まずはドアの取り外す
ドアの取り外しや設置は二人で作業する方が望ましい。
一人が支えて他方が作業する方が断然安定するしやり易いです。
ま、一人で作業していきますけどね。
まずはサイズを確認しておきます。
ドアに掘り込み加工があるので同じ大きさのものを用意したい。
早速ドアをはずそうとして・・・舐めました。
1本目からネジ穴舐めちゃいました。
とはいえそれも想定の範囲内。
こんな時の「インパクトドライバー」登場。
ちなみにドアの下にはCFの切れ端なんかを入れ、高さを稼いでガタンと落ちてこないようにして作業。
もう一人いると支えてもらえて楽なんですけどね。(特に設置する際)
穴が広がって緩くなったネジ穴には埋木
無事にドアを外せたものの、ここで一つ問題が。
ネジ穴が大きく広がってしまっています。がばがば、ゆるゆる。
このままではネジが締まらないかも。
こんな時には「埋木」をすれば大丈夫。
爪楊枝や割り箸などをボンドで埋めればまたネジ止めできるようになります。
(と、うろ覚えだったのでググりつつ)余っていた割り箸を使ってみました。
そのままでは太いのでカッターで削り、ボンドを塗布して埋めました
ただちょっとした問題が発生します。
この割り箸、「竹」だったんですよね。
爪楊枝や一般的な割り箸は「白樺」が材料なんだそうです。
ちとまずかった。
ま、その辺の詳細はまた後ほど。
ドア下(底面)を削る
さて、埋木のボンドが乾くのを待つ間に本来の作業であるドア下(底面)を削っていきます
骨組みの木に硬い部分があったのでそんな場所には鋸を使っても良いかもしれない。
ドアの取り付け時にちょっとした問題が発覚
さて次はドアの取り付け。
柱側にもネジ穴が大きく開いてしまっていたので、同じように埋木をしました。
埋木に使った割り箸をなんとなく金槌で叩き込んでしまった結果微妙に割れが生じてしまっています(後から写真を見て気付きました)。程よい長さを突っ込んだら不要な部分をノコなどで切り取った方が良いかも
問題発生!埋木の素材に問題あり?
さてドアの底面を削っている間にボンドも乾いたのでビス留めしていきます。
なのですがここで問題発生。
ビスがまっすぐ入ってくれません!
木工用ボンドって乾いても若干柔らかいと言うか粘りを持つと言うか、硬化してもパテのようにカチカチではなかったのです。
その結果下穴を開けようとドリルを使えば「むにゅっ」と刃先が逃げてしまい、埋木と元の穴の境へと刃が滑ってしまう。
使った素材が悪かったのです、多分。
前述のように割り箸を使ったのですが素材が「竹」でした。
よくある割り箸や爪楊枝は「白樺」で作られていることが多いようです。
それに比べると竹はちょっと・・・繊維が強いと言うか。
弾力を持って硬化した木工用ボンドと相まって素直に削れていってくれないのです。
その結果ビスの先が逃げました。
下穴を開けずに直接ネジを締めようとしても、どう頑張ったって斜めに入ってしまうのです。
結果綺麗にビス留めできずにちょっと不細工な様子に。
留まることは留まったので良いとしましたが。
この辺は注意が必要かも。
まとめ
記事化するほどの内容でもないので迷ったのですが埋木で失敗した感もあるしせっかくなので情報をシェア。
- 擦るようになったドアは下を削って調整
- ガバガバになったネジ穴は埋木で復活
- 埋木に竹、竹串などは合わないかも
反面教師にでもしてください。
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