【DIY】キッチン収納(サイドキャビネット)を作る前編 キッチンシンク製作

DIY
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前回製作したフラッシュ構造の板を側板として、
キッチンシンク横のキャビネット(収納)を製作していきます。

【DIY家具】フラッシュパネル(フラッシュ板)の製作編 キッチンシンクを造り直す
キッチンシンクを造り直そうと思っている今日この頃。 大まかな解体は済ませたのであとは作り直すだけなんですけど、どうしようかと。 というのも、 木材をただ切り出してはビスで接合、作った挙句に重すぎて困惑しきりなんて動画や情報たまにみるのです。...

高さや奥行きはシンクと同じながら、横幅は小さくて構造もシンプル。
作りやすい方から作ろうかと。

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まずは設計!「3Dモデル」を作って具体的なイメージと寸法出し

SketchUpを利用してモデルを作成しました。

床が12mmほど高くなり、
そのままだと壁に設置してあるステンレス板(壁保護)と高さが合わなくなるので、差分を反映した寸法にしました。

シンクキャビネットのイメージ
設計図

この上にステンレスの作業台が乗ります。
作業台やシンク自体は掃除すれば使えるのでそのまま再利用するつもり。

床板は片面フラッシュ・・・というかベニヤ板と支える桟とで構成
片面フラッシュ

引き出しは床板がたわんでもう限界だったので作り直し。
ただ前板(化粧板)の下地などは節約のためそのまま再利用。表面のベニヤだけ剥がして新しいのを貼ります。
引き出し設計

下の扉も寸法が変わるので作り直し。

最初は表面部分の貼り直しで再利用しようとしたのですが、剥がすのも結構手間かかるし腐食が激しい部分もあったので作り直すことにしました。
扉の中身

思ってた以上に細い芯材。
何か支えるわけじゃないからこの程度で良いのか。また一つ勉強になりました。
細い芯材

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シンク横キャビネットを組み立てる

側板を作成し、その他部材も用意したので組み立てていきます。

あ、その前に側板に溝掘るのを忘れてた。
上にかぶさるステンレス製のパーツをはめる為に必要。

ということで溝掘りしなくてはなりません。
作業台にSPFの端材を固定し、クランプで挟むことで側板を縦に固定。(万力とかあったら楽なんだろうな)
クランプで挟むことで側板を縦に固定

ちょっと失敗しつつも無事に溝掘りできました
相変わらずビットの切れ味は悪いけど
溝掘り

木口テープを側面に貼る

合板の切断面がそのままでは見苦しいので「木口テープ」を貼ることにします。(完成後に見えるとこだけ)

ウォルナットの木口テープと道具類を用意
木口テープと道具類

まず一辺。
長さを見つつ木口テープを切り出し
木口テープを切り出し

ゴム系接着剤(G10)を塗って貼ります
ゴム系接着剤(G10)を塗って貼ります

粘着テープが付いているのでそのままでも貼れますが、粘着力はあまり強くありません。後々剥がれてきたりキワまで浮かないよう貼りたい場合は接着剤をつけた方が吉

ほどほどに接着剤が乾いたら裏のテープをはがしながら貼り付け、圧着します
貼り付け、圧着

思った以上に凸凹が表面に出る(汗
綺麗にカンナがけしとけば良かった。
平滑にしていなかった結果

さて、はみ出した部分を落とすわけですが、
とある職人さんの動画を見て真似てカッターで落とすことに
カッターで落とす

これがうまくいきません!

刃を押し付けるようにたわませ、まっすぐ動かせば大丈夫なような気がしてましたが・・・結果は失敗。
刃が離れてしまう。結果、波波な感じに。
波波な感じ

それならばとちょっと角度をつけて強めに押し付けたら母材を切りました。orz
塗装、剥げました。

片刃だったら良かったのかな・・・
両刃だったからな・・・

ちなみに世の中には「木口テープカッター」という専門道具があるそうです。
その名も「かどっ子」。評判も良いようです。
ただちと高い。3千円とかしちゃう。

・・・自作することにしました。その辺はまた別記事で。

ちなみに「貼った後ヤスリで削る」なんて方法も聞いて試してみましたがオススメはしません。
下の粘着テープが嫌な感じで目立つだけです。
それを剥がすのも面倒。

本来はカッターで余剰分を落とした後、面取りするために軽くかけるもの。
大まかに切って削り取れば・・・というのは考えが甘かった。
貼った後ヤスリで削る

キリがないのと、ダメな状態なのに求め過ぎるとろくな結果にならないのでここで断念。
次の工程へ。

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いざ組み立て工程へ

まずは底板と側板を合わせてビス留めしていきます。

元が「ダボ継ぎ」だったので検討しましたが、難しそうなので今回はやめておきます。
木工用ボンドとビス留めで固定します。

コーナークランプとか直角に保持できる治具がないので、
たまたま持ってたL字金具を利用して固定。
L字金具を利用

ボンド塗り、下穴開けてビス留め
下穴開け

側板と底板、補強の板を組んだら形になってきた
形になってきた

背面にも背板をはめる溝を掘っているので(2.5mm
背板をはめる溝

背板もぴったりはまります
背板もぴったりはまります

ボンドを塗ったら
ボンドを塗ったら

タッカーで留めます
タッカーで留めます

背板を止める時点で箱の直角が決まるので微調整しつつ固定、いい感じ
微調整しつつ固定

あとは今回の構造上、床板の荷重を支える意味もある付け台輪?台輪前板?の部分を組み付け。
あまり見えない部分ではあるものの、一応ここはスリムビスを打ちました
付け台輪

後ろ側の支えもボンド付けしてビス留め
ボンド付けしてビス留め

次は引き出し製作とスライドレールの設置です。

続きます

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